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映画好きな堀 友賀さんと、映画鑑賞！

涼しげな浴衣が似合う彼女が選んだのは『ベイビー・ブローカー』。
 
日本の是枝裕和監督と、韓国を代表する俳優、ソン・ガンホがタッグを組んだ異色の作品で、第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門出品作品。
同映画祭において、主役のソン・ガンホは最優秀男優賞、作品はエキュメニカル審査員賞を受賞しています。
 
いつも映画のお供はコーヒーという友賀さま。
レインボーチュリトスというカラフルなスイーツを発見。
ボクより大きそう。コーヒーとスイーツ片手に、行ってきます！

さて、感想は？
「赤ちゃんポストに預けられた赤ちゃんを巡って、その赤ちゃんを売るブローカーと、預けた若い母親、彼らを追う刑事のお話。
 
テーマだけを聞くとどよ～んとしそうなんですが、観たあと、心がほっとするというか、ほんわかしちゃう。すごい映画です。
ブローカーと母親が一緒に、赤ちゃんの養父母探しの旅に出るのですが、行く先々で出会う“縁”で、人生が変わっていく。
人は生まれる場所、時代、親を選べない。でも、その後の“縁”で、幸せをつかめるんだ、と思える映画でした。
 
この映画を観たあと、アメリカの詩人であるサム・レヴェンソンの”時を越えた美しさの秘密”という作品の一節を思い出しました。
"物は壊れてしまうと復元するのが難しいが、人は転べば立ち上がり、失敗すればやり直し、挫折すれば再起し、間違えれば正し、何度でも再出発することができる"
 
本当にそう！　この素晴らしい言葉がぴったりくる、心にすとんと落ちる映画でした。
私、韓国映画『シュリ』のときから、ソン・ガンホさんの大ファンで、彼の演技もよかった～！
ぜひ観てほしいのが、洗車のシーン」
 
ん？　洗車のシーン？
「そう、洗車シーンがすてきなの(笑)」

洗車シーンがすてきってどういうことなんだろう⁉
それは観た人だけのお楽しみ！
 
来週は、浴衣美人の堀 友賀さんと一緒に映画終わりに立ち寄る、おすすめスポットのご紹介です！

堀 友賀さん
京島で着物や和小物を扱う「ひょうたん堂」代表。職人の技と日本人ならではの繊細な色彩感覚、洒落心等が形になった、日本の伝統文化のひとつである”きもの”の魅力を発信している。
 
ひょうたん堂
https://www.hyoutandou.tokyo/
 
ラッコ天使
出身地：ラッコ星
趣味：映画鑑賞、おいしいものを食べること、お得なものを見つけること。
将来の夢：錦糸町で映画祭を開くこと。